脳に眼鏡をかける その2 20200114

「脳に眼鏡をかける」工夫や道具、デジタルツールの紹介をします。
「その2」は、読み易い文字の書体を選択、UDフォントの紹介です。

読み易い文字の書体を選択、UDフォントとは


ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)とは、誰にでも読みやすいようにデザインされた、書体=フォントです。
「読み書き」に困難のあるディスレクシアの方にも、従来の書体=フォントより、印刷物や表示画面も読みやすそうだと評価されています。
文章の作成時、是非、UDフォントをご検討下さい。

神山忠さんは明朝体が苦手だと説明


ディスレクシアの当事者である、神山忠さんは明朝体が苦手の理由を説明されています。
引用:2011年調布デイジー講演会から
明朝体がもう、どうしてもダメなんです。なぜかというと太さが違いますよね。縦が太くて横が細いですよね。
    講師:神山忠さん         手話通訳:工藤咲子さん


    
    https://youtu.be/hKjuZkAS0kk?t=6m49s

このページのUDフォント表示と、従来のOS内の内蔵フォント表示の見比べをして見ましょう。 番号をクリックして下さい。


    

    

以下の文章で、フォント表示の見比べをして見ましょう。

引用:view-source:http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/635_14853.html
おじいさんのランプ
 かくれんぼで、倉のすみにもぐりこんだ東一とういち君がランプを持って出て来た。
 それは珍らしい形のランプであった。八十センチぐらいの太い竹のつつが台になっていて、その上にちょっぴり火のともる部分がくっついている、そしてほやは、細いガラスの筒であった。はじめて見るものにはランプとは思えないほどだった。
 そこでみんなは、昔の鉄砲とまちがえてしまった。
「何だア、鉄砲かア」と鬼の宗八そうはち君はいった。
 東一君のおじいさんも、しばらくそれが何だかわからなかった。
眼鏡めがねしにじっと見ていてから、はじめてわかったのである。
 ランプであることがわかると、東一君のおじいさんはこういって子供たちをしかりはじめた。
「こらこら、お前たちは何を持出すか。まことに子供というものは、黙って遊ばせておけば何を持出すやらわけのわからん、油断もすきもない、ぬすっとねこのようなものだ。こらこら、それはここへ持って来て、お前たちは外へ行って遊んで来い。外に行けば、電信柱でんしんばしらでも何でも遊ぶものはいくらでもあるに」
 こうして叱られると子供ははじめて、自分がよくない行いをしたことがわかるのである。そこで、ランプを持出した東一君はもちろんのこと、何も持出さなかった近所の子供たちも、自分たちみんなで悪いことをしたような顔をして、すごすごと外の道へ出ていった。

「UDCA フォント みんなの文字」の説明図です

「見やすく、わかりやすく、伝わりやすく」は読みやすい文字から。   UCDA とイワタ、電通が共同で開発した「みんなの文字」は、ただ美しいだけではなく、様々な方に読みやすいことを科学的に検証し、完成させた書体です。

     https://minmoji.ucda.jp/pages/whatminmoji/

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